久しぶりに日光に行く。
AKIRAさんの新しいアルバム「家族」を聴いた。
④「背中」や⑦Dancing Buddha、⑪「今日は死ぬのに持ってこいの日だ」はONSENSでもお馴染みの曲だったのが新しいアレンジになっていて新鮮。 他にも②Walking in the rain、⑩Life is beautifulあたりはいかにもAKIRAさんらしい歌で一度聴くと耳に残る。⑧シャンティーは肩の力の抜け具合がいいと思う。
だけど何といっても最初の曲「家族」が圧倒的。
詩の世界は高田渡翁の「系図」を思い出すが、エグさが違う。
綿々と繰り返される親と子の物語を淡々と歌う「系図」に対し、AKIRAさん自身がその身に実際に体験してきた家族の物語を、時に写実的に歌うからこそダイレクトに聴く人の気持ちを鷲掴みにするんだろうな。
こういう包み隠さないダイレクトで、ストレイトなメッセージを歌わせたらAKIRAさんの右に出るのは、往年の尾崎豊くらいじゃなかろうか。
久しぶりにベースの弦、張ろうかな。