待ちに待った第一子誕生!

どえらいことだ。


やっと出てきた我が子はちっちゃくて、しわしわで、ピーピー元気に泣くけれど、それでも抱き上げるとピタリと泣き止むから、じわじわと「あぁこの子は自分の子なんだな」としみじみ思う。 可愛いなぁ。。。


この時を、ずぅっと待ってた気もするし、思いのほか早くやってきた気もしなくもない。



赤ん坊は生まれた時に固く握ってた手の平を開いた瞬間に自分の夢が飛び立って、その時からその夢を追い求めてゆく宿命にある、みたいな話を聞いたことがある。

名もなき我が子は生まれて間もなく確かに小さな手の平を開いた。


何年掛かるか分からないけど、その夢を探しに行ってほしい。

何年掛けてもいいから、その夢が何なのか考えてほしい。

その為にならお父さんは何でもするぞ。



東京の病院からの帰りの関越、久しぶりに口ずさんだ曲、2曲。



『家族』     作詞作曲:AKIRA


きみがこの世にやってきた日
ママは命をふりしぼった
うめき踏んばり 叫びながら
きみを産み落とした

パパはおろおろするばかりで
ママの手をぎゅっと握ってた
きみと家族になれることが
うれしくて泣いた

くりかえせ かえせ 
くりかえせる 螺旋の輪
くりかえし かえし 
くりかえして 学んでく

ぼくらは家族だね
ぼくらは家族だね
近すぎてきみが見えなかった
わかりあえなくても
認めあえなくても
世界できみだけの家族




系図 三木卓
高田渡
僕がこの世にやって来た夜 お袋は滅茶苦茶にうれしがり
親父はうろたえて質屋へ走り それから酒屋をたたき起こした 
 
その酒を飲み終わるや否や オヤジは一所懸命
ねじり鉢巻死ぬほど働いて 死ぬほど働いてそのとおりくたばった 
 
くたばってからというもの 今度はお袋が一所懸命
後家の歯軋り 後家の歯軋り がんばってボクはご覧の通り
 
丙午のお袋は お袋は今年60歳
親父を参らせた昔の美少女は すごく太って元気が良いが
 
実は先だってボクにも娘が出来た 女房は滅茶苦茶にうれしがり
ボクはうろたえて質屋へ走り それから酒屋をたたき起こしたのだ 
 
僕がこの世にやって来た夜 お袋は滅茶苦茶にうれしがり
親父はうろたえて質屋へ走り それから酒屋をたたき起こした